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2023/1/16 18:44

埼玉県O市:【市街化調整区域】に住宅を建てる①

令和3年9月。いろいろな偶然とタイミングが重なって、埼玉県に事務所兼用住宅を建てようという計画が持ち上がりました。
しかし予算や生活環境などを考えると、そうそう簡単にはいきません。
まずは土地探しにおいて希望の条件をまとめました。

①高速道路のICが近いこと(仕事での使用頻度が多いのでどの方面にも繋がりやすいIC)
②駐車が広くとれる敷地(2人暮らしなので住居は狭くて良いが、事務所・駐車スペースは欲しい)
③できれば住宅地ではなく、隣接する家が少ないこと(田舎育ちなので密集が苦手・・・)

予算と周囲環境を踏まえて考慮した結果、【市街化調整区域】に着目しました。

まずメリットとしては、「①土地が安い ②税金の負担が軽い ③落ち着いた環境で生活ができる」ということです。
私達としては、①と②は言うまでもなくそれに越したことはない!③も理想的♪と文句なしです。

デメリットは、「①開発許可を取るのが大変 ②商業施設が周りにできにくい ③インフラ整備が遅れていることがある」です。
①は...やるしかない!②は車を使って行けばOK!③はもともとIC近くの地域で探していたのであまり問題ないかな?という感じでした。

しかし!!大きな問題が!
市街化調整区域は【宅地利用が認められた土地なら】一定の建物を建てることができますが、建て方や規模に制限があり、さらに3つの条件のうちどれか「住宅兼用店舗」「分家住宅」「既存住宅の建て替え」に当てはまらないといけないということでした。

〇住宅兼用店舗とは・・・自宅と店舗が一体の建物。建築可能な店舗は日常生活に必要な物品の販売、加工、若しくは修理その他の業務を自ら営むものに限定される。

〇分家住宅とは・・・農業を営む本家(その土地に20年以上住んでいる)から分家した人が建てる自宅。

〇既存住宅の建て替えとは・・・既に住宅が建っている土地であれば、基本的に同規模・同用途の建物に建て替えられる。

と、いうわけで私たちは市街化調整区域で【既存宅地の建て替え=既存建物が残っている土地】に重点をしぼって探しました。

【市街化調整区域】に住宅を建てる②へ続く



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